膠原病とは
膠原病という名前は、1942年に病理学者であるクレンペラー氏によってつけられました。その方は、人間の身体のなかの細胞をささえている膠原繊維というところに、フィブリノイド変性という、同じ病変がみられるいくつかの病気に気づきました。これらの病気の総称を膠原病と名づけました。つまり、膠原病とは複数の病気の集まりです。
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そして、このときに、含めた病気が、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮性または全身性硬化症、多発性または皮膚筋炎、結節性多発動脈炎または結節性動脈周囲炎、リウマチ(リュウマイt)熱の6つでした。ただし、当時の見解と現在の見解では膠原病に対する考え方や原因についてなどが少し違います。
たとえば、当時はフィブリノイド変性は、膠原繊維の物理的ないし化学的変化によって生じると考えていましたが、現在では、膠原という名前が結合組織のなかの特別な繊維性蛋白を意味しています。つまり、膠原病という名前が現在の状態では合致せずに、膠原病という名前が適切かどうかという問題にもなっています。ほかにも膠原病の中にふくまれる病気には、この繊維性蛋白の構造や代謝の異常がみられないことやフィブリノイド変性は膠原病以外の病気でもみられています。
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